でも多分、大して更新もしないであろうブログが始まりました。そのため、本格的に稼働もしないで、イベントの宣伝だけになりそうですが、それでも読む方にとって何かヒントになりそうなことを挟みつつ、そして宣伝をしていこうと思います(結局は宣伝)。
こんにちは、宮森です。
この記事をお読みの方は何かしら僕と繋がりがあると思いますので、ご存知かと思いますが2019年12月7日(土)にヨガ仲間のHIROKI君とヨガイベントを開催しますので、その宣伝をします(あ、でもしっかりお読みいただくと役に立つ内容も含まれてます、多分)。
ネーミングがもうカオス。タップするとFBのイベントページに飛びます。 |
HIROKI君とはすでに3回くらい、彼の活動拠点である長野県上田市でヨガイベントをやっておりまして、それなりにご好評いただいている内容を今回東京でやります。上田でやる時は主に彼のクライアントさんが対象になっているので、内容も一般の方向けにライトになっています。
ただ、我の強い僕が関わっているので、結構専門的なこともやっちゃったりしています。
だから、内容的に治療家さんやヨガインストラクターさんも知っておいた方が良いことをお伝えしています。この記事では、宣伝も兼ねてそれをちょい出ししようかな、と。
まずは第1部で行う解剖学ヨガで、特に大事だなーっと思うところをちょい出し、というかほぼモロ出しします。これ知らないと患者さんや生徒さんをケガさせちゃうかもしれません。
【第1部:解剖学ヨガ 〜股関節編〜】
通称、股ヨガ。ネーミングがセクシー。 |
ヨガのAsana(ポーズのこと。本来は坐法の意)は練習すればできるようになりますが、やっぱり構造を知っていた方がケガのリスクを減らして安全にできるし、効率的に練習していった方が楽しくなるんじゃないかなってことで始まりました。まぁ例えケガをしてもそこから学べることは多いのですが。
股関節の特性を考えると、可動域が広いことや付着する筋の多さや大きさなどから、バランス能力においてもとても大事な役割を果たします。スポーツでケガをする青少年や、バランスの悪い高齢者の患者さんを担当すると、大抵は股関節になんらかの問題があることが多いです(宮森の私見です)。もちろん、Asanaにおいても股関節の可動域は広い方が良くて、例えば前後・左右に開脚したり、頭に足を引っかけたりする時には股関節の可動域が広くないと無理です。とは言え「どこがどうなってんねん」みたいなAsanaは今回やりませんが、意外とヨガを始められない人の理由で多いと感じるのが「あぐらがかけない」というもの。
坐法はたくさんありますが、あぐら系が多い気がします。 |
膝の浮くあぐら。つらくなかったらこれで良いです。 |
股関節は骨盤側の臼蓋と、太ももの骨である大腿骨の骨頭で構成されます。この大腿骨は頸の部分にねじれがありまして、それを前捻角といいます。
GRAY解剖学より。骨幹に大して、骨頭が前を向いてます。骨頸の部分で捻れてます。 |
どういうことか結論だけ言いますと、過前捻の場合は内旋が得意で外旋が苦手に、後捻の場合は内旋が苦手で、外旋が得意になります。先ほど例で出した、あぐらがかけない人は、もしかしたら大腿骨の前捻角が強い過前捻だから、あぐらが苦手という可能性があるんです。骨のレベルで得意・不得意があるのに、それを知らずに練習してケガしたら勿体ないですよね。
鳩のポーズは前足が外旋、後ろ足が内旋するので、前捻角の影響をかなり受けます。 |
前捻角を調べる他の手立てとしては、徒手で行えるCraig testというものがあります。これは誰でも習得可能なので、当日は僕とHIROKI君がクラスの参加者さん全員の前捻角をチェックして、個人個人の股関節の特性をお伝えします。ちなみに以前に上田で股ヨガをやった際、僕がチェックした方は6割くらいの方が正常値とは違う前捻角だったり、左右差があったりしました。あと蛇足ですが、僕の経験上は専門書を読んでもこのCraig testが載っていない本が多いです。だからか、専門家であってもそもそもCraig testを知らない人も多いです。だからこそ、知っておくと良いです。
外反母趾にも前捻角が影響することも…。 |
普段からの姿勢や歩行や階段昇降などの日常生活で繰り返す動作についても、前捻角を無視した指導やアドバイスは、もしかしたら痛みを増悪させてしまうかもしれませんし、長い月日を過ぎれば、体のどこかの変形に繋がるかもしれません。当日はいろいろな方がいらっしゃると思いますし、そこまで小難しくやる気はありませんが、人の体に関わるお仕事をしている場合は知っておいて損はない内容かと思います。
閑話休題。 |
さて、記事の終わりに向けてトーンダウンしますが、ヨガの視点で見ると、Asanaって必ずしも完成形を目指すのが目的ではないです。完成形の方が確かにカッコいいと思いますし、出来たらいいなーっと思います。ただ、現実的に難しい場合は多いでしょうし、ヨガ的な考えをベースにするとしっかりと“現在の体”と向き合って、“現在の体”の中で安定で快適なAsanaを取るのが良いと僕は思っています(あくまで僕のヨガの解釈です)。その“現在の体”を知り、安定で快適なAsanaを取る手立てとして、解剖学や個人の骨格の特性を知ることは大事じゃないかなと思います。
12月7日のヨガイベントにご参加希望の方は、記事の下部にあるLINEアカウントにご登録いただき、ご参加の旨をご連絡ください。当日のスケジュールなどなどは以下の通りです。
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【理学療法士×ダンサーのヨガイベント in 東京】
長野県上田市にて1シーズンに1回開催され、毎回好評をいただいているヨガイベントがなんと、年内に東京での開催が決定しました!
概要は以下の通りです。
■開催日
2019年12月7日(土)
■クラススケジュール
①解剖学ヨガ 〜股関節編〜
時間:10:00〜12:00
特典:資料プレゼント、動画撮影可能
料金:5000円
②あたりまえヨガVol.1 〜寝返り・起き上がり・四つ這い〜
時間:12:30〜14:30
特典:資料プレゼント、動画撮影可能
料金:5000円
定員:各回20名(定員に達し次第、締切)
1クラスずつのご参加でも、2クラス連続でのご参加でも可能です!
※ご入場は9:30〜より可能です。
■会場
渋谷スタジオミッション
※渋谷駅より徒歩5分!
※詳細はお申込者にご連絡いたします。
■各クラスの詳細
①解剖学ヨガ 〜股関節編〜
人体の中でも大きな可動域を持つ股関節。
それだけに全身に大きな影響を与えます。
ヨガでは可動域が不足するが故に頑張って痛めてしまう人もしばしば…。
ところで、可動域が広がらないと体が”硬い”と表現します。
その”硬い”にも種類があることをご存知ですか?
”硬さ”別の対処法を知らないとケガの元にもなりかねません。
また、股関節は遺伝や生活習慣などから骨格レベルで左右差が生まれやすい部位です。
骨格の左右差があれば、左右同じようにポーズが取れなくなります。
それを知らずにエクササイズや指導をしていたら…それもまたケガの元になります。
解剖学ヨガ 〜股関節編〜では股関節への理解を深めるために
・股関節の解剖学と運動学
・股関節のセルフケア
・股関節を意識したヨガ
を行い、頭と体で股関節の重要性を知っていただきます。
この機会に股関節への理解を深め、より安全なAsanaを取れるようになりましょう!
②あたりまえヨガVol.1 〜寝返り・起き上がり〜
人は生まれてから成長する中でさまざまな動作を習得します。
寝返りは初めて行う自発的な移動動作であり、起き上がりは床と平行であった上半身を持ち上げる動作です。
さらにこれらは、大人になった今でも、少なくとも1日に1回以上は繰り返す動作です。
ヨガのAsanaは時として、マット上だけの非日常的なものになり得ます。
しかし、日常生活で繰り返す動作を見直すことで、生活の中にヨガを落とし込むことができます。
ヨガのAsanaは日常生活で行う動作の延長線上にあるものが多いです。
”あたりまえ”な動作を見直し、ヨガのAsanaを深めていきましょう。
■こんな人にオススメ
・解剖学に自信がない人
・体の”硬さ”の種類と対策法を知らない人
・”あたりまえ”な動作がどのようなものか知らない人
・↑の内容に興味がある人
・長谷川/宮森に興味がある人w
■申し込み方法
方法①:FBイベントページよりお申し込みください。
方法②:長谷川弘樹か宮森大地に直接ご連絡ください。
※個人の連絡先は後ほど追記します。
あなたのご参加をお待ちしております!
主催者:長谷川弘樹・宮森大地
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<情報の発信のあれこれ・登録されると宮森、小躍りするってよ>
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※ほぼ宣伝と資料プレゼント。ただ想いは強め(2019年10月現在)
あ、これは登録してくれると嬉しいんですよ。Majide。 |
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